行政書士法改正に対応した、かんべえのサービス運用について

今回は、技能実習生・特定技能外国人の管理・書類管理ソフト「かんべえ」について、
行政書士法改正を踏まえた運用方針をご紹介します。

■かんべえとは

「かんべえ」は、
技能実習生・特定技能外国人に関する情報管理および書類管理を行うためのシステムです。
在留資格に関する各種情報や書類を一元管理し、
日々の業務や関係者間での情報共有を円滑に行うことを目的としています。

▼かんべえについて関連リンク
HP:https://www.srs-net.co.jp/kanbe/
ブログ記事:https://sanyu-3u.blogspot.com/2026/02/blog-post_18.html

■行政書士法改正の背景

行政書士法改正により、外国人労働者の在留資格申請に必要な官公署提出書類の作成は、
行政書士または行政書士法人の業務であることが、より明確化されました。

これまでの実務では、監理団体様が書類作成に関するサポートを
行っていたケースも少なくなかったかと思います。

しかし今回の改正により、行政書士または行政書士法人でない者が
他人の依頼を受け報酬を得て官公署提出書類の作成を行うことに対する考え方が、
より明確に示される形となりました。

そのため、「誰が」「どの立場で」「どのように書類作成に関与しているのか」
これまで以上に重要視される流れとなっています。

■実務上の課題と現状

実際の現場においては、
・書類作成や内容確認に、誰がどの立場で関与しているのかが外形的に分かりにくい
・長年続いてきた実務フローを、急に大きく変更することが難しい
といった課題を感じられているケースも少なくないかと存じます。

今回の行政書士法改正により、「何が禁止されたか」だけでなく、
「どのような関与の仕方であれば適切と考えられるのか」についても、
より整理された運用が求められる状況となっています。

■弊社としての考え方

弊社としましては、法の趣旨を踏まえつつ、
特定の立場や業務を代替・回避することを目的とした運用を推奨するものではありません。

あくまで、
・書類作成の主体は誰なのか
・内容確認に誰が関与しているのか
・その関係性が第三者から見ても分かる状態になっているか

といった点を整理し、実態と外形ができるだけ一致する形での運用を支援する
という立場で「かんべえ」を提供しています。

■かんべえでの運用

上記の内容を踏まえ、かんべえでは以下の機能を追加いたしました。

① 行政書士(または有資格者)アカウントの登録

「かんべえ」にお客様の方で契約してもらっている行政書士さん(または有資格者)のアカウントを登録し、書類作成や内容確認に関与していただく形で運用頂けます。

② 企業画面に書類出力ボタンを設置

書類作成の主体が企業様であることが外形的にも分かりやすくなるよう、
企業画面に書類作成機能を追加する事を検討しております。
そのため、かんべえに取引企業様のアカウントをご登録いただく形での
運用も選択肢の一つとしてご案内しております。

■かんべえの立ち位置について

改めてのご案内となりますが、「かんべえ」は、書類作成そのものを
代行するサービスではございません。

あくまで、
・技能実習生・特定技能外国人の情報管理
・書類の管理・整理
・関係者間での情報共有を円滑に行うためのツール
としてご提供しているシステムです。

「かんべえ」をお使いの方は引き続き
日々の業務を支える情報管理・書類管理ツールとして
ご活用いただけますと幸いです。

■おわりに

今回の行政書士法改正を受け、
特定技能・技能実習に関する業務の進め方について、
不安や迷いを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

「かんべえ」は、
行政書士法の趣旨を踏まえ、
書類作成の主体や関与関係が分かる形での運用を意識して設計・運用しているシステムです。

官公署提出書類の作成を代行するサービスではなく、
あくまで情報管理・書類管理を通じて、
日々の業務を整理し、関係者間の連携をスムーズにするためのツールとしてご提供しています。

今後も、法令や実務の動きを踏まえつつ、
安心してご利用いただけるサービスを目指してまいります。




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